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今年バンド結成20周年を迎えたスピッツは、これまでと何か違う。ヴォーカルの草野マサムネは、KREVAとコラボレーションをしたり、筒美京平トリビュート・アルバム『the popular music』に参加したりと、ソロでの活動も精力的だ。
また、バンドとしては、4月にリリースされたシングル「ルキンフォー」から約3ヶ月という早さで、8月1日にニュー・シングル「群青」をリリースする。今作には、シンガー・ソングライターの植村花菜とスキマスイッチの大橋卓弥がゲスト・ボーカルとして参加しているなど、これまたスピッツの作品としては、新鮮さを感じさせるコラボレーションではないだろうか。
リスナーとしては、バンドが新しいことに挑戦し、常に新鮮さを届けてくれるのはうれしい限り。しかし、まさか彼らがここまで楽しませてくれるとは…というようなことが、今作のプロモーション・ビデオで起こっている。
それはどんなことかというと、スピッツがお笑い芸人のアンガールズと一緒に、歌って、踊っているのだ。スピッツのPVにお笑い芸人が出演すること自体、初めてのことだが、まさか草野マサムネが彼らと一緒にダンスをするとは! まさにファン騒然必至の、必見映像になっている。
PVの内容は、湖畔に遊びに来たスピッツのメンバーがそこで眠りにつくと、メンバーの前にウサギの化身であるアンガールズが現れ、一緒に演奏、バーベキュー、ハンカチ落とし、フリスビーなどをして“夢のような”楽しい時間を過ごすというもの。
そもそもなんでアンガールズが出演することになったのかというと、今回のPV制作の課題が、“草野マサムネ以外のヴォーカル・パートの存在を、いかに映像で表現するか”だったことにある。この課題を念頭に、今回のPV監督を務めた大宮エリー氏がアイデアを出し、アンガールズを起用することになったという。
撮影は7月上旬に山梨県にある本栖湖湖畔にて行なわれた。梅雨のド真ん中ということもあり、週間予報の降水確率が80%の中、ロケ当日はピンポイントで好天に恵まれ、朝から富士山も姿を見せていたという。しかし、山の天気は変わりやすいとはよくいったもので、日差しの強い日中は少し動いただけで汗ばむほどの陽気だったのが、日没したとたん、震えるほどの寒さに襲われたそうだ。
激変する気温に悩まされながらも丸1日かけて行なわれた撮影は無事終了し、これまでにないスピッツの姿を見ることができるPVが完成した。そして、この撮影でメンバーとアンガールズもすっかり仲良しに。PVには、アンガールズがスピッツのメンバーに、ネタの“ジャンガジャンガ~”を直伝するシーンもある。でもやっぱりこのPVの見どころは、不思議なダンスを真剣な顔で踊っている草野マサムネの、おもしろおかしい姿に違いない。
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